- 選ばれる理由
- 多様なvehicleへの実績(容量と電源仕様)
多様な移動体(vehicle)への実績(容量と電源仕様)
2005年と日本国内にリチウムイオン電池が移動体に採用された当時から手掛けてきました。これまでに、都内の区営電気バス、テーマパークの遊覧船、消防庁の無人救出ロボット、レース用の電気自動車など多様なvehicleへの蓄電池を提供した実績があります。
電気自動車・電動船舶・電動ゴンドラなど多様な移動体(vehicle)への納入実績
「 産業用蓄電池 開発・製造センター.com 」が、【 多様な移動体(vehicle)への実績(容量と電源仕様) 】をいただいている3つの理由を下記に紹介いたします。
Point1移動体向けのカスタム電池における高い技術力と実績
「 蓄電池を採用し、電源の無いところで電源を確保する、電気エネルギーを安全にそして確実に持ち運ぶ。 」これは2005年から「産業用蓄電池 開発・製造センター.com」を運用するエジソンパワーが探求しているテーマになります。リチウムイオン電池は、電気エネルギーを効率良く、高密度で確保できる装置として、その活用方法を確立すれば、これまでは想像もつかないような色々な分野で応用できる夢の電源です。
エジソンパワーの創業当時は市販の軽自動車を改造して、エンジンを取り出しその代わりにモーターとリチウムイオン電池を搭載して改造電気自動車の開発をしていました。そこからスタートした電気自動車・移動体へのリチウムイオン電池の採用の技術と経験は、長年の歳月を経て、東京都内の電気ミニバス、テーマパークの電動遊覧船、東京消防庁の無人救出ロボット、EVレース用の電気自動車など多様な移動体の実績とつながっています。これらのエジソンパワーが設計・開発のしたカスタムリチウムイオン電池蓄電池を採用されるまで、ユーザー様のご要望:電源仕様・耐環境性能をクリアし、技術力が認められ搭載されました。
移動体のリチウムイオン電池の容量は、2kWhから100kWh程度で、電圧はDC48V~DC400V程度の仕様が多くなっています。移動体にリチウムイオン電池を設置する特徴として、設置空間が非常に限られていることが上げられ、設置空間を最大限に活かせるような筐体設計とリチウムイオン電池セルの構成を考える必要があります。また、移動体は全体の重量バランスも非常に重要であり、片方にカスタム電池の重量が掛からないように設計して配置する事も非常に重要です。
Point2産業用機器の電源を蓄電池からリチウムイオン電池への載せ替え提案
リチウムイオン電池を採用する移動体と一言で言いましても、電気自動車だけではありません。産業用機械の中でも、移動しながら作業する機器が数えきれないほど多くあります。電動フォークリフト、高所作業車両や高層ビルの清掃・メンテナス用に使われるゴンドラの稼働電源として、昨今リチウムイオン電池が積極的に使われるようになってきました。この背景等して、産業用の機械ではこれまで鉛蓄電池が使われる事が殆どでしたが、近年、リチウムイオン電池の価格が低下してきた事と、軽量・コンパクトであり、何よりも充放電のサイクル特性が鉛蓄電池に比べるとリチウムイオン電池の方が優れているためです。初期コストは高くても交換頻度の多い鉛蓄電池から切り替えることで、トータルコストとしても費用対効果が出ることもあり、電源部分にリチウムイオン電池を採用するお客様が増えています。また、移動体にリチウムイオン電池を採用するもう一つの理由として、充電・放電能力が高い事が挙げられます。鉛蓄電池では10時間掛けて充電していたものが、リチウムイオン電池に交換する事により3時間程度で済ませる事も可能になります。
このように良い事だけが強調されますが、小型でパワーがある分、発熱量も多くなるので筐体設計の段階から発熱対策を十分に考慮してシステム設計する必要になります。この点を無視して対応すると最初の数年は問題ありませんが、長期間の使用の中でリチウムイオン電池セル本体の劣化が急速に進んで、本来のサイクル特性を満足できない場合もあるからです。エジソンパワーでは、創業当時からリチウムイオン電池に関する注意すべき点・解決すべき点を、多くの事例から学び社内に技術・ノウハウの蓄積を行ってきました。これらの経験が今日の設計開発に活かされており、お客様から相談をいただいた際には、トラブルシューティングを十分にした上で、設計開発品をご提案いたします。
Point3工場・プラントの検査車両向けのカスタムリチウムイオン電池の実績
移動体向けのリチウムイオン電池の応用事例として電源車両が挙げられます。移動体本体を稼働するのではなく、一般車両に蓄電池を搭載して社内設備の電源に使う事を目的としています。例えば大手通信業者様は移動式の基地局車両を多数所有しています。2tトラックや10人乗りの乗用車(トヨタ自動車が製造・販売しているハイエースなど)の車両に多くの通信機材を搭載していますが、これらの電源にリチウムイオン電池を採用する事例が増えています。年々、搭載しなければいけない機器の数量や体積が増加していきますので、限られえた車両スペースを有効活用する必要があります。従来の鉛蓄電池をリチウムイオン電池に変更する事により、使用体積は1/3~1/4程度になりますので、その空いたスペース部分に、通信機材を多く搭載する事ができることになります。
他にも、製鐵会社や大規模化学プラント工場でも電源車両は大活躍します。各種プラント設備を点検するには複数の検査設備が必要になりますが、これらの検査設備は全て電動で稼働します。製鉄会社の敷地や化学工場は、構内が数キロメートルに及ぶ大きな敷地も珍しくなく、敷地内の面積が広すぎ、リール式コンセントでは危険であり、とても対応できません。その為、ハイエースクラスの車両に検査機器と蓄電池を搭載する事により安全で確実な検査体制を確保できるわけです。これらの検査車両に搭載する機器や必要な電源容量は、お客様により全てことなります。同じ会社内の検査車両でも点検する項目により車両内のレイアウトや要求される蓄電池容量も千差万別になりますが、この手の案件にもエジソンパワーは個別に対応し、電源から検査車両の利便性を踏まえて、設計開発からリチウムイオン電池セルの選定までお客様と一緒に開発しています。このような一品一様の仕様に対応できる点がエジソンパワーの強みであり、量産品を得意としている大手蓄電池メーカーでは対応が難しい分野と考えています。
お客様に選ばれる7つの理由
産業用リチウムイオン電池 開発・製造.comが技術相談から開発・製造のご依頼をいただく理由をご紹介します。
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官公庁向けの
多数の実績公共交通機関や、消防庁の災害時の人命救出車両など、高い信頼性が求められるカスタム型のリチウムイオン電池を多数収めた実績があります。
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1個からの開発設計
カスタム対応構想段階からの開発設計の対応、お客様の試作開発製品への1個の蓄電池の設計・製作にも対応します。また、製品か後の量産化にも対応が可能です。
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ソフト・筐体設計者による
特殊仕様への対応PLCのラダー制御、通信制御設計などと、防水・防塵仕様だけでなく、消防法に対応できる筐体設計まで、当社1社でお客様にご提案・対応することが可能です。
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多様なvehicleへの実績
(容量と電源仕様)都内の区営電気バス、テーマパークの遊覧船、消防庁の無人救出ロボット、レース用の電気自動車など多様なvehicleへの蓄電池を提供しています。
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大手国内外メーカーの
産業用蓄電池の調達力日産自動車のリーフに使用されている蓄電池や、LG化学、サムスンSDIからの直接の蓄電池の仕入れによる、都度仕様に合わせた調達・選定を実施します。
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幅広い蓄電容量
電流・電圧の実現蓄電容量1~100kWh(最大1MWh)、電流値では10~200A、電圧はDC48~72Vや、高出力のDC400Vにまで対応できます。
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産業蓄電池に特化した
検査設備・体制安全検査、機械的検査、電気的検査、非破壊検査、恒温槽、充電放電、BMS検査、等の産業用蓄電池に必要な検査設備と体制を整えています。