蓄電池コラム

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R100-02認証制度がスタート!EV走行への影響とは?

公道走行が可能なEV(電気自動車)に搭載されるリチウムイオン電池は、R100-02認証という国連規則に則った安全性能を保持していなければなりません。
エジソンパワーでは、R00-02認証に適合するリチウムイオン電池を小ロットおよびカスタム生産することができます。

1.R100-02認証とは?

正式には、国連規則「UN ECE R100-02. Part.Ⅱ」のことを指す、EV(電気自動車)などに搭載されるリチウムイオン電池の国連協定規則です。

国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラムにおいて、バッテリー式電気自動車に係る協定規則100号第2部(R100-02)が採択され、2016年7月15日以降、新車型式登録を行う車両には、再充電可能エネルギー貯蔵システムに関する安全要求が義務付けられました。

ここには、9項目の試験が記載されています。

①輸送振動試験
②熱衝撃・サイクル試験
③衝撃試験
④圧壊試験
⑤外部短絡試験
⑥過充電試験
⑦過放電試験
⑧過昇温試験
⑨耐火性試験験

日本を含む、「UN ECE R100-02.」を採択している国のメーカーは、EV(電気自動車)に搭載されるリチウムイオン電池の安全性試験を実施しなければならないことになっています。

 

2.EV(電気自動車)の走行への影響とは

これを受け、2016年7月以降に新たに認可されるEV(電気自動車)は、国連規則「UN ECE R100-02. Part.Ⅱ」に適合することが義務づけられました。このため、上記の安全性試験を実施し、認証を受ける必要があります。

当社では、試験計画をご提案するところから実際に試験を実施し、検査をして認証申請・認証を受けるところまでワンストップで対応することができます。

 

3.「UN ECE R100-02」対応事例:公共交通の小型電気バス用蓄電池モジュールパック(豊島区:IKEBUS)

当社では、リチウムイオン電池の小ロット及びカスタム生産を行っており、あらゆる電気自動車に対応した電池の開発が可能です。

東京都豊島区で運営している小型電気バス「IKEBUS」では、当社の蓄電池システムを採用いただいています。定員10名のミニバスで、バッテリーシステムは蓄電池容量:24.7kWh 定格電池電圧:DC50Vの高出力モデルを搭載しており、現在、池袋駅周辺で定期運航しています。

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4.産業用蓄電池・開発・製造センター.comにお任せ!

産業用蓄電池・開発・製造センターcomを運営する株式会社エジソンパワーでは、R100-02認証に適合する小型電気自動車向けのリチウムイオン電池をはじめとした蓄電池・産業用蓄電池の開発から製造・メンテナンスまで一貫対応しております。

構想段階からの開発設計の対応、お客様の試作開発製品への1個の蓄電池の設計・製作にも対応します。また、製品か後の量産化にも対応が可能です。

蓄電容量1~100kWh(最大1MWh)、電流値では10~200A、電圧はDC48~72Vや、高出力のDC400Vにまで対応できます。

「産業用蓄電池を導入したいんだけど、どこに頼めばいいかわからない…。」「こんな形の高電圧の蓄電池をオリジナルでほしい!」こんなお悩みにお応えすることができるのが、私たちが選ばれる理由です。

実績や技術情報も多く検査設備や検査体制も整っていますので、
車載用のリチウムイオン電池をはじめとした蓄電池・産業用蓄電池のことなら産業用蓄電池・開発・製造センター.comにお任せ下さい!

 

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