沖縄県石垣島の二カ所に蓄電池付き自家消費型太陽光発電システムを設置しました。
これまでの自家消費型太陽光発電システムと異なる点はバッテリー交換式電動スクーターの充電ステーションと併用した事です。

10ｋWの太陽光発電システムで発電された電力は、約50ｋWhの蓄電池に充電されます。その蓄電池からの電力とパワコンを介して系統連系された電力が充電ステーションの電力として消費される仕組みです。50ｋWhの蓄電池を準備する事で、天候に左右され易い太陽光発電の発電電力を安定的にキープする事が可能になりました。その為、系統からの電力よりも可能な限り太陽光発電由来の電力で電動スクーターを充電する事ができるようになりました。これまでは化石燃料由来の電力でスクーターを充電するしかありませんでしたが、このシステムを利用する事により再エネ由来のクリーンな電力で島内観光を楽しんで頂く事ができます。

また、石垣島は離島という環境条件から停電の発生率も大きいですが、もしもの場合には非常用電源として電動スクーターの充電だけではなく、単相100V、200Vの電源確保する事も可能です。

太陽光発電の発電量と蓄電池残量は、インターネット利用の遠隔監視システムでパソコンやスマホ等の機器からモニターすることが出来ます。

※電動スクーター運用サイト