建物屋上に15kWの太陽光発電システムと、別回路にてUPS機能付蓄電池「EPUPSシリーズ」を設置し、
停電時の自立運転機能とUPS機能を付加した設備事例です。

太陽光発電システムで発電した電力は、構内にて自家消費し、余った電気を固定価格買い取り制度に基づき売電します。
システム全体は、余剰売電型に類型されます。
また、停電時等の非常時は、自動的にPCSを自立運転に切り替え、太陽光発電システムから発電される電気を管理事務所の一部へ（特定負荷）給電することが可能です。

特定負荷には、UPS機能付蓄電池「EPUPSシリーズ」が接続されており、停電時10ms(1/100秒)以下で、つまり使用している電気機器には停電と認識されない程の高速切り替えが可能です。
建屋周辺が停電しても、特定負荷だけは一度の停電もなく平常時と同じように業務を続けることができます。
UPS機能付蓄電池「EPUPSシリーズ」には、平時は商用電源から充電されており、独立型UPSとして太陽光とは全く別の非連携型として接続されています。

本設置事例の建屋は行政の避難所に指定されている公共施設でもあり、災害時でも電気が途絶えることがなく、安心して利用することができます。