山形県鶴岡市の産業廃棄物、ペレット燃料製造会社に太陽光発電設備（合計234kW）と蓄電池システム(合計135kWh)を設置しました。

平常時には電気料金とCo2 削減し、災害時には非常用電源を供給する自立運転型システムを納品致しました。このシステムにより平常時においては太陽光発電設備により発電した電力を同工場で使用する電力の一部として自家消費し、電力量で年間約170,000kWh、温室効果ガスで年間約100t-Co2 の削減抑制に貢献します。

この事業は、環境省が推進する地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業の補助金を活用しました。鶴岡市との間で災害発生時又は災害が発生する恐れがある場合に、工場の設備の一部を一時避難所として開放する防災協定を締結致しました。今回の工場は一時避難所として避難者に対して、照明および冷暖房、給水、携帯電話等の充電、テレビ及びラジオによる情報提供等を行うことを想定しています。

当社は、地球温暖化が進み各地で想定外の災害が発生する中、政府が進める国土強靭化計画の一助として、コア技術の一つである産業用大型蓄電システムに磨きをかけ、企業から公共施設までの大容量・低価格化する自家消費ニーズに対応して参ります。

システムの主な特長

1) 蓄電池システムは、太陽光による発電電力を充電し、系統負荷の電気使用量に応じてパワコンの出力を抑制、余った電気を蓄電し、夜間や非常時に活用します。また、遠隔監視により、発電状況の把握や蓄電池の残量、不具合をパソコンで確認し、敏速な状況掌握と安定稼働を可能にしています。

2) 災害時には非常電源に太陽光発電システムからの電力を活用して継続的な防災システムを構築。

3）設備の設置に当たっては補助事業として求められる耐震S クラスを実現。

産業用蓄電池 開発・製造センター.comでは、カスタム蓄電池の設計開発はもちろんのこと、太陽光発電と連動したシステム構築、さらには蓄電池の設置据付工事まで、すべて一貫対応しております。カスタム蓄電池でお困りの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

＞＞ご相談・お問い合わせはこちら